シネマdeVIVA!-SEASONS- 第一回作品
再上映が決定しました!
キネマアートしずおか・シネマdeVIVA!映画上映
『ぼくたちは、夢中になりたい。』(2020年制作 10月公開作品)
<日時>
2022.9.19(月)17:30~(17:00開場予定)
<料金>
入場無料(投げ銭・カンパ歓迎)
<会場>
MIRAIEリアン・コミュニティホール七間町
※この作品は自主映画制作企画【シネマdeVIVA!-SEASONS-】の第一回作品として制作されました。
あらすじ
2020 年代に始まった急速進化型ウイルスの断続的パンデミックにより、民間での集会を伴うあらゆる営業形態は消えていき、自由主義、市場原理社会は完全崩壊。日本は、国と計画経済下の大企業、各種社会的必須組織が国民の社会保障を担う、社会民主主義寄りの混合経済国家へと大転換し、あらゆるものが国営化していく。職業や生活圏の自由を失う中、やがて新しい日常を受け入れていく人々。そして時は流れ --- 物語の舞台は2040年、夏。
大学で映像制作を専攻する滝村寛は、父親の手伝いで入った古い倉庫のなかからぼろぼろの公演チラシを見つけ、この場所がかつて「小劇場」だったことを知る。撮影用のスタジオとして倉庫を整理した寛は、大学の後輩で、配演(オンライン配信パフォーマンス)を志しながらも孤軍奮闘中の園田美知子を誘い、密かに配演用の動画を撮り始める。やがて二人は、「生で観る」「生で伝える」演技の魅力に気づき始めて…
出演者
出演
佐藤一輝(劇団ぱんけーき) 鈴木菫
めっち あまる 壁と卵 ひっきぃ アートモバイル
脚本・演出 あまる 撮影・編集 壁と卵 音楽 アートモバイル 美術・制作 ひっきぃ
上映スケジュール・ご予約
※ 店内ではマスクの着用をお願いします。手指消毒・靴底消毒にもご協力願います。
あそvi☆BARもOPEN予定です。上映の前後にぜひご賞味ください。
※上映後には、出演者のメッセージ動画も上映予定です。
予告編(30秒)
予告編(90秒)
前日譚(2分50秒)
オンラインアンケートにて頂戴したご感想を一部紹介させて頂きます。たくさんお寄せ頂きありがとうございました。
思っていた以上に作り込まれた映画で、気付いたら映画に引き込まれていました! ストーリーも今の世の中に合っていておもしろかったです。 以前のように小劇場でいろいろな作品を観たいなとしみじみ思いました。 出演者の方がそれぞれ個性的でいいなと思いました。
コロナウイルスが蔓延し、それまで当たり前だったものが当たり前ではなくなった。 真っ先に犠牲になるのは演劇や音楽だった。 私はそれがすごく悔しかった。 でも人の心を救うのも演劇や音楽です。 今回小劇場でこの映画を見れたことがすごく嬉しかったです。 あの空間で聴くあのセリフたち… 私が常に思っていたことをスクリーンの中の役者さんたちが代弁してくれていました。 それぞれのセリフにみなさんの本音が乗っているように感じ エンドロールも含め泣きそうになりました。
映写が始まって数分のうちに世界観の中に引きずり込まれました。 ストーリーの展開も興味が途絶える事なく、また俳優の皆さんが次第しだいに輝きを増していって、 あそviva!劇場内で大団円。映写が終わった筈なのに、スクリーンの中の空間がそのまま現実の空間に繋がって、 これもまた新鮮で不思議な体験でした。 作品全体を包み込む音楽も素敵。音で心を揺さぶられる場面も度々。 台詞の所々、タイミングがピッタリで、一体どうやって音づくりされたんだろうと不思議でした。
自主製作映画の懐かしい雰囲気をかつての映画館街で味わえたのもよかった。 映像だけど、生の感じがちゃんと伝わる、 伝えたいことに正直な映像だったと思いました。
コロナ禍の中で、劇場で自主映画を公開するのは新しい試みで、とても良い試みだと思いました。 映画のクオリティも高く、継続的にやってほしいです。 皆さんの情熱がよく伝わってくる映画でした。
とても、心に刺さりました。 このまま何もしなければ、この映画の世界は【そうなりうる可能性が限りなく高いifの未来】 という、恐ろしいSFでした。
映画鑑賞中、スクリーン越しの世界に入り込んでしまったような不思議な気持ちを何度も味わいました。 生身の情熱や思いがぶつかり合う場所、同じ瞬間は二度と訪れない場所。 町の片隅で再び輝き始めた小さな「灯」がどんどん広がり、心を照らしてくれることを願ってやみません。 主演のお二人の演技は、若さと瑞々しさを感じさせてくれました。また、これまでの人生を糧とし、 芽吹いた若木を暖かく見守り伸ばしていこうとする共演の方々の姿も素敵でした。 劇中で、映画と舞台のそれぞれの良さ、違いを述べられていたと思うのですが、 今回映画の舞台となった劇場で上映することで(そして演者を身近に感じることで)、 双方の良いところが組み合わされた作品になったのではないかと思います。 コロナ禍の下での撮影、大変なご苦労があったことと拝察いたします。 そんな中、素晴らしい作品を届けてくださり、ありがとうございました。
この企画に飛び込んで下さった制作者・出演者の皆さまからご感想を頂きましたので合わせて紹介予定です